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J-GLOBAL ID:201202240499855255   整理番号:12A0876049

中国南部,珠江デルタの野菜農場の土壌および野菜中におけるノニルフェノールおよびノニルフェノールモノエトキシレートの出現頻度

Occurrence of Nonylphenol and Nonylphenol Monoethoxylate in Soil and Vegetables from Vegetable Farms in the Pearl River Delta, South China
著者 (13件):
資料名:
巻: 63  号:ページ: 22-28  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0099B  ISSN: 0090-4341  CODEN: AECTCV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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低分子量ノニルフェノールエトキシレート(NPEOs)および4-ノニルフェノール(NP)は,界面活性剤として使用される高分子量NPEOsの生分解生成物であり,これらは内分泌撹乱汚染物質である。本研究では,表層土(0-20cm)試料および様々な野菜試料を,中国南部の珠江デルタ地帯の深セン市,東カン市,および恵州市にある27の代表的野菜農場から採取して,NPおよびノニルフェノールモノエトキシレート(NP<sub>1</sub>EO)を,UV検出器付き高速液体クロマトグラフィーを用いて分析した。この結果,NPおよびNP<sub>1</sub>EOが土壌および野菜試料中に検出されることがわかった。土壌試料中のNPおよびNP<sub>1</sub>EO濃度は,それぞれ,不検出(ND)から7.22μg kg<sup>-1</sup>乾物重(dw)およびNDから8.24μg kg<sup>-1</sup>dwの範囲にあった。土壌試料中のNPおよびNP<sub>1</sub>EOの平均濃度は,共に,東カン市>恵州市>深セン市の順であった。野菜試料中のNPおよびNP<sub>1</sub>EO濃度は,それぞれ,1.11から4.73μg kg<sup>-1</sup>dw,および,1.32から5.33μg kg<sup>-1</sup>dwの間を変動した。NPおよびNP<sub>1</sub>EOの最高濃度は,共に,空芯菜で観測され,NPおよびNP<sub>1</sub>EOの最低濃度は,ササゲマメであった。NPおよびNP<sub>1</sub>EOの生物濃縮係数(土壌濃度に対する植物組織中汚染物質濃度の比)は,<1.0であった(平均は,それぞれ,0.535および0.550)。本研究のNPおよびNP<sub>1</sub>EOの出現頻度を,他の研究結果と比較して,それらの潜在的汚染源を論じた。Copyright 2011 Springer Science+Business Media, LLC Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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土壌汚染  ,  食品の汚染  ,  野菜 

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