抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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塗膜は基材の機能性価値を高める重要な役割を果しているが,その塗膜の基材に対する密着強度の評価方法については十分な技術の確立がなされてはいない。歴史的には,ナイフカッティング法と言われる方法があり,そのための装置(SAICAS)も開発されているが,測定値にバラつきのある課題がある。本研究においてはこの背景に鑑み,SAICASのばらつきの要因を捉え,改善した方法を提案した。これは,ナイフカッティングによる塗膜剥離に必要な垂直荷重を測定できる方法を見出したことによる。この技術の説明(ナイフが塗膜に入り込む際の力の関係)を行なった後,アクリル電着塗装膜の付着エネルギー測定を実施した結果を示した。この結果,アクリル電着塗装膜の付着エネルギーは3.8±0.9×10
2N/mであることを見出した。