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J-GLOBAL ID：201202240877078521   整理番号：12A0259492

BaFeO₃:強磁性酸化鉄

BaFeO₃: A Ferromagnetic Iron Oxide

著者 (9件)： HAYASHI Naoaki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  YAMAMOTO Takafumi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  KAGEYAMA Hiroshi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NISHI Masakazu (Univ. Tokyo, Chiba, JPN) ,  WATANABE Yoshitaka (Nihon Univ., Tokyo, JPN) ,  KAWAKAMI Takateru (Nihon Univ., Tokyo, JPN) ,  MATSUSHITA Yoshitaka (NIMS, Hyogo, JPN) ,  FUJIMORI Atsushi (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  TAKANO Mikio (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Angewandte Chemie. International Edition  (Angewandte Chemie. International Edition)
巻： 50  号： 52  ページ： 12547-12550  発行年： 2011年 
JST資料番号： H0127B  ISSN： 1433-7851  CODEN： ACIEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 通常のペロブスカイト構造で結晶する,完全に酸化されたBaFeO₃(BFO)を得ることに成功した。オゾンを用いた低温酸化によって,新しい立方体Fe⁴⁺ペロブスカイトBFOが調製され,この酸化物は114K未満でA-型スパイラルスピン構造をもち,一方小さな外部磁界の印加によってFeイオン当たり3.5μ_Bの大きな原子モーメントをもつ強磁性が誘導された。したがってこのBFOは,周囲圧力で強磁性を示すはじめて報告されたFe酸化物であった。また40GPaまでの外部圧力が印加されるに連れ,磁気遷移温度が111Kから300K以上にまで増大することも示された。

シソーラス用語： *強磁性 ,  *酸化鉄 ,  *鉄酸塩 ,  *バリウム化合物 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  構造 ,  モーメント ,  転移温度 ,  オゾン ,  酸化 ,  電荷移動
準シソーラス用語： スピン構造 ,  原子モーメント ,  磁気転移温度 ,  低温酸化

分類 (2件)： 強磁性共鳴,反強磁性共鳴,フェリ磁性共鳴  (BM07030P) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z)

タイトルに関連する用語 (2件)： 強磁性 ,  酸化鉄