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J-GLOBAL ID：201202240962720941   整理番号：12A0042736

保存された代謝エネルギー産生経路はEiger/TNF誘導性の非アポトーシス性細胞死を支配する

Conserved metabolic energy production pathways govern Eiger/TNF-induced nonapoptotic cell death

著者 (6件)： KANDA Hiroshi (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  IGAKI Tatsushi (Kobe Univ. Graduate School of Medicine, Hyogo, JPN) ,  IGAKI Tatsushi (JST-PRESTO, Saitama, JPN) ,  OKANO Hideyuki (Keio Univ. School of Medicine, Tokyo, JPN) ,  MIURA Masayuki (Univ. Tokyo, Tokyo, JPN) ,  MIURA Masayuki (JST-CREST, Tokyo, JPN)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 108  号： 47  ページ： 18977-18982  発行年： 2011年11月22日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究はTNFのハエにおけるオルソログであるEigerが誘導する非アポトーシス性細胞死の分子学的基礎を明らかにすることを目的とした。Eiger誘導性の細胞死表現系の抑制因子についてDrosophilaにおける大規模な遺伝子学的スクリーニングを行なった。その結果,Eiger誘導性の細胞死のシグナル伝達は代謝エネルギー産生を制御する分子を必要とすることを見出した。また,この代謝エネルギー産生に関連する遺伝子は活性化JNKの下流を制御するものであり,Eigerはこの遺伝子依存的に活性酸素の産生を誘導した。さらに,この細胞死の機構はEigerの生理的な機能に関与するものであり,細胞死を誘導することにより上皮から腫瘍形成のscrib変異クローンを除去する内因性の腫瘍抑制システムとして用いられることが示され,腫瘍における細胞死の感受性と代謝活性が関連することが示唆された。

シソーラス用語： *代謝エネルギー ,  *TNF【壊死因子】 ,  *アポトーシス ,  *細胞死 ,  JNK MAPキナーゼ ,  オルソログ ,  ショウジョウバエ属 ,  ハエ目 ,  無脊椎動物
準シソーラス用語： ショウジョウバエ ,  Drosophila ,  JNK ,  腫瘍抑制

分類 (2件)： 細胞生理一般  (EF02010S) ,  基礎腫よう学一般  (GE02010R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 保存 ,  代謝 ,  エネルギー産生 ,  経路 ,  TNF ,  アポトーシス ,  細胞死