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J-GLOBAL ID：201202241032482915   整理番号：12A1064252

球状スピーカアレーを用いた放射特性制御のシミュレーション

Simulation of radial characteristic control with spherical speaker array

著者 (4件)： 林貴哉 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  宮部滋樹 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  山田武志 (筑波大 大学院システム情報工学研究科) ,  牧野昭二 (筑波大 大学院システム情報工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 76(EA2012 33-44)  ページ： 19-24  発行年： 2012年06月01日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では球状スピーカアレーによる距離減衰制御システムについて述べる。従来研究において,球面調和領域における波の伝搬モデルを用いて球状マイクロホンアレーにより音源からの距離に対する感度を制御する放射特性フィルタが提案されている。入力と出力が入れ替わっても変化しないという伝達関数の性質から,マイクロホンアレーのための放射特性フィルタはラウドスピーカアレーによる距離減衰のフィルタ設計に直接応用することができる。無残響シミュレーションの結果,低い周波数では提案手法が有効であることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *シミュレーション ,  スピーカ ,  アレイ ,  *放射特性 ,  球状 ,  制御系 ,  球面調和関数 ,  通信系モデル ,  音響フィルタ ,  伝達関数 ,  距離減衰 ,  *制御技術
準シソーラス用語： *スピーカアレイ ,  ラウドスピーカ ,  制御システム ,  伝搬モデル

分類 (2件)： オーディオ機器  (NC06010U) ,  計算機シミュレーション  (JE11000H)

引用文献 (7件)：

• ENOMOTO, Seigo. A proposal of the directional speaker system based on the boundary surface control principle. Electronics and Communications in Japan. 2005, 88, 2, 1-9
• NAKADAI, Kazuhiro. Towards New Human-Humanoid Communication : Listening During Speaker by Using Ultrasonic Directional Speaker. Proc. ICRA, 2005. 2005, 1483-1488
• 植松尚. スピーカ配置を考慮した音場の局所化. 電子情報通信学会技術研究報告. 2004, EA2004-73, 7-12
• FISHER, E. Near-field spherical microphone array processing with radial filtering. IEEE Trans. Audio Speech Language Process. 2011, 19, 2
• RAFAELY, B. Analysis And Design Of Spherical Microphon Arrays. IEEE Trans. Speech Audio Process. 2005, 13, 1

タイトルに関連する用語 (5件)： 球状 ,  スピーカ ,  アレー ,  放射特性 ,  シミュレーション