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J-GLOBAL ID:201202241436673986   整理番号:12A1444176

仮想マシンに対して透過的なClient Mobile IPv6トンネリング機構

著者 (5件):
資料名:
巻: J95-B  号: 10  ページ: 1239-1252  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: S0622C  ISSN: 1344-4697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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我々は,データセンタの運用柔軟性を向上させるため,仮想マシン(VM)の広域ライブマイグレーションに注目している。例えば,電力需要が逼迫した際に一部の仮想マシンを一時的に遠隔拠点に待避してサービスを継続できる。このときゲストOSがIPアドレスを維持したまま透過的に通信を継続できる必要があり,我々はMobile IPv6(MIPv6)技術に着目してきた。しかし,MIPv6は強力なトンネリング機構を備えるものの,既存のMIPv6技術をそのままマイグレーションに用いることは難しい。ゲストOSを改変することなく透過的にトンネリングを可能とし,VM一つからでも柔軟にマイグレーションできる機構が必要である。そこで,我々はゲストOSにとって透過的なMIPv6トンネリング機構(Kagemusha)を提案する。提案機構はホストOS上で動作し,Client MIPv6のシグナリングやトンネリングをゲストOSに対して透過的に行う。ゲストOSにMIPv6に関するプログラムを導入する必要はない。更に,既存のHome Agent(HA)や仮想マシンモニタを一切変更することなくそのまま利用できる。プロトタイプ実装を用いて評価実験を行った。その結果,提案機構はHAと正しく通信でき,そのトンネリングオーバヘッドはわずかであることが確認できた。またQemu/KVMのライブマイグレーションと正しく連係動作し,訪問先ネットワークにおいてもゲストOSに対して透過的なネットワーク接続を提供できた。このときマイグレーションに伴うダウンタイムの増加は評価実験環境において1秒程度であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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計算機網  ,  計算機システム運用管理 
引用文献 (16件):
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