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J-GLOBAL ID:201202241458056549   整理番号:12A0949284

ニホンウズラ(Coturnix japonica)におけるムラミダーゼ及び抗菌活性ならびに孵化率に及ぼす卵白リゾチームの多型の影響

Effect of polymorphism in egg white lysozyme on muramidase and antibacterial activities as well as hatchability in the Japanese quail (Coturnix japonica)
著者 (9件):
資料名:
巻: 90  号:ページ: 1747-1755  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: A0857A  ISSN: 0021-8812  CODEN: JANSAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸性ポリアクリルアミドゲル電気泳動法により認めたニホンウズラ(Coturnix japonica)の卵白リゾチームの3種の表現型のうち速い表現型と名づけたものは遅い表現型と名づけたものに比べて移動性が速かった(他にその組合せ,FS)。遅い表現型と速い表現型由来のリゾチームのコード化塩基配列の比較により,翻訳開始部位からのヌクレオチド位置115で非同義一塩基多型(SNP)が明らかになり,それはリゾチームのアミノ酸配列を変化させた。この非同義SNPは,成熟リゾチームのアミノ酸残基21(Q21K)で遅い表現型におけるグルタミン(Q)を速い表現型におけるリジン(K)に変えた。これらの表現型についてムラミダーゼ活性,抗菌活性及び孵化率に及ぼす影響を調べた。Micrococcus lysodeikticusの単離細胞壁に対するムラミダーゼ活性は,速いアロザイム>遅いアロザイム>ニワトリ(Gallus gallus)の順であったが,これら3種の間には有意差はなかった。Staphylococcus aureus生細胞に対する抗菌活性は,インキュベーション20時間後で速いアロザイムの方が遅いアロザイムよりも有意に強かった。Escherichia coli生細胞に対する抗菌活性は,インキュベーション16時間後で速いアロザイムの方が遅いアロザイムよりも有意に強かった。FF(速い)及びSS(遅い)遺伝子型をもつウズラの相互交配について孵化率を推定したところ,FF雄×SS雌の交配において92.5%,SS雄×FF雌の交配においては87.2%であった。Cochran-Mantel-Haenszel検定により交配間で有意差があることが分かり,雌由来の遅い表現型は孵化率の改善につながることを示していた。
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分類 (2件):
分類
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家禽一般  ,  酵素生理 

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