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J-GLOBAL ID：201202241503022235   整理番号：12A0538635

食品廃棄物を処理する2段階水素-メタン発酵プロセスにおける,水素生産特性に対するスラッジ再循環の影響

Effect of sludge recirculation on characteristics of hydrogen production in a two-stage hydrogen-methane fermentation process treating food wastes

著者 (5件)： KOBAYASHI Takuro (National Inst. for Environmental Studies, Onogawa 16-2, Tsukuba, Ibaraki 305-8506, JPN) ,  XU Kai-qin (National Inst. for Environmental Studies, Onogawa 16-2, Tsukuba, Ibaraki 305-8506, JPN) ,  XU Kai-qin (School of Environmental Sci. and Engineering, Shanghai Jiao Tong Univ., Shanghai 200240, CHN) ,  LI Yu-you (Graduate School of Environmental Studies, Tohoku Univ., Sendai 980-8579, JPN) ,  INAMORI Yuhei (Fac. of Symbiotic Systems Sci., Fukushima Univ., Fukushima 960-1248, JPN)
資料名： International Journal of Hydrogen Energy  (International Journal of Hydrogen Energy)
巻： 37  号： 7  ページ： 5602-5611  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： B0192B  ISSN： 0360-3199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なるパターンの再循環を持つ2段階水素-メタン発酵プロセスについて調べた。熱処理スラッジの再循環を持つ運転は,水素生産率と収率の両方で,生のスラッジの再循環よりもかなり良い性能を示した。更に,バッチ試験の結果は,再循環されたスラッジは,酸発性pHで,水素を消費することができるが,熱処理スラッジはそうでないことを実証した。これらの結果は,メタン生成活性の高いスラッジの再循環は,水素生産に対して抑制的な効果を持つこと,それは,循環されたスラッジに存在する微生物の高い水素消費活性に帰する可能性があることを,示唆する。一方,スラッジの再循環をしない運転は,水素生産或いは,炭水化物分解に関しては,再循環有りと比較して,良い性能を示さない。おそらくそれは,利用可能な窒素が不足しているからである。これは,スラッジ再循環が,実際には,NH₄⁺を水素反応器に補っていることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *メタン発酵 ,  生産 ,  産業廃棄物 ,  スラッジ ,  *スラッジ処理 ,  スラッジ処理装置 ,  *微生物 ,  *水素発生反応 ,  熱処理 ,  *食品廃棄物 ,  汚泥処理装置 ,  汚泥処理 ,  汚泥
準シソーラス用語： 水素生産

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

タイトルに関連する用語 (7件)： 食品廃棄物 ,  段階 ,  水素 ,  メタン発酵 ,  プロセス ,  スラッジ ,  再循環