抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文は誘導電動機の使用時における方形波方式の有用性・優位性を実証した。実験には研究室で設計・製作した400V,15kWミニモデルを用いた。正弦波方式,方形波方式,および後述する3次高調波重畳方式適用時の運転特性を比較した。その結果,方形波方式を用いることで正弦波方式と比較し42%(実測値),3次高調波重畳方式と比較し22%(実測値)循環電流のピーク値を低減できることが明らかになった。また,方形波方式を適用することで,モータ回転速度N
rpm=4.3/minの極低速運転(負荷トルク:40%)を実現した。さらに,無負荷時および負荷時始動トルク:40%)において,零速からの安定したモータ始動を検証した。本論文では,モジュラー・マルチレベル・カスケードインバータ(MMCI-DSCC)を用いたモータドライブについて,安定した極低速運転を実現した。さらに,無負荷時および負荷時(40%トルク)において,零速からの安定したモータ始動を実現した。