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J-GLOBAL ID:201202243294713643   整理番号:12A0638488

細胞療法:1個のLgr5+体性幹細胞をin vitroで増幅させて得た大腸上皮は移植によって機能的に生着する

Functional engraftment of colon epithelium expanded in vitro from a single adult Lgr5+ stem cell
著者 (12件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 618-623  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: W0636A  ISSN: 1078-8956  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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体性幹細胞療法は消化管疾患の治療に有望と期待されている。本論文では,ロイシンリッチリピート含有Gタンパク質共役型受容体5を発現する大腸幹細胞(Lgr5+細胞)を培養で長期にわたって増やす方法について報告する。得られた細胞の移植可能性を検証するため,培養したGFP+大腸組織構造体(オルガノイド)を,粘膜に傷害を加えたマウス大腸へ移植した。移植したドナー細胞は,レシピエントマウスの大腸へ速やかに組み込まれ,傷害により上皮が失われた領域を覆うように生着した。移植後4週間では,ドナー由来細胞は単層上皮を形成し,機能的にも組織学的にも正常な自己複製する陰窩構造を構築した。さらに我々は,ただ1個のLgr5+大腸幹細胞をin vitroで増やして得られたオルガノイドの移植を行い,長期(6か月以上)の生着を観察した。これらのデータは,1個の体性大腸幹細胞をin vitroで増殖させ,これを移植に用いる大腸幹細胞療法の実現可能性を示している。Copyright Nature Publishing Group 2012
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  細胞膜の受容体 

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