抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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LMNtalは階層グラフの書き換えによって計算をすすめる言語であり,実行時処理系は並列LTLモデル検査器を備えている。これまでにλ計算をはじめ,Petri Net,Ambient計算,CHR,MSR,最適化問題やリアルタイムシステムなどさまざまなモデルをエンコードし検証してきた。近年では新たなデータ構造の導入による階層ハイパーグラフ書き換え言語への拡張を行いさらに表現力が向上した。本研究ではより統合的に計算モデルを扱うため,階層ハイパーグラフの状態空間構築処理の設計・実装を行うとともに,計算モデルを統合したmeta-calculusであるBigraphをエンコードする手法について検討する。本論文ではBigraphはLMNtalによって構造の大半が表現可能で,拡張によりその機能全般をエンコード可能であることを論じる。そして拡張されたLMNtalによって複数の計算モデルをサポートする枠組みについて解説する。(著者抄録)