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J-GLOBAL ID:201202243546051061   整理番号:12A1507319

抗菌物質溶液と真空潅流によるトマト茎傷のSalmonella enterica不活化

Inactivation of Salmonella enterica on tomato stem scars by antimicrobial solutions and vacuum perfusion
著者 (6件):
資料名:
巻: 159  号:ページ: 84-92  発行年: 2012年10月01日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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2分間浸漬処理により赤丸トマト茎傷へ接種されたSalmonella entericaを約5log CFU不活性化する効果的な消毒溶液を同定する研究が行われた。63の抗菌物質の組合せが試験された。多孔性トマト茎傷組織への消毒剤浸透を促進する為に選択した処理中は真空潅流が使われた。赤丸トマトにSalmonella entericaの4血清型混合約6.9log CFU/茎傷を接種,風乾しそれを約22°Cで120秒循環消毒溶液に浸漬した。茎傷は無菌的に切除されDE中和ブロスに浸漬,柔らかくされそのホモジネートは螺旋状にプレート塗沫された。24回洗浄は3.0log CFU/茎傷以上に不活化した。7処置(即ち,40%EtOH,硫酸と有機酸の組合せ)は4.8log 以上減少した。様々な消毒剤のlog CFU/茎傷減少は以下の如く括弧内に表示され:90ppm過酢酸(1.31),200ppm塩素(1.53),190ppm塩素+15秒Hg真空潅流(2.23),0.2N水酸化ナトリウム(NaOH)(3.78),乳酸+酢酸合計2%(4.35),りん酸+乳酸合計3%(4.51)と40%エタノール(4.81)である。4.95log以上の減少を達成した溶液は乳酸+酢酸+レブリン酸合計5.1%,49%エタノール,乳酸+酢酸合計6%と0.2MH2SO4(硫酸)溶液であった。200ppm塩素と共に真空潅流を使うと塩素単独より0.7log CFU不活化を増大したが有意ではなかった(P>0.05)。本研究の結果はトマト処理機に茎傷のSalmonellaを不活化する効果的な消毒の選択肢を与えている。これらの結果はまた加工業者と科学者に対しこれら化学的処理組合せ導入による将来の汚染防止研究を設計するのに役立つであろう。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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野菜とその加工品  ,  食品の汚染  ,  微生物検査法 

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