抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,本流と連続するワンドにおける手網を用いた魚類採集から得られた魚類の情報から,河川の環境学習の対象者が魚類と河川環境との関係について学習可能と考えられる事項を整理することにより,手網による魚類採集の有効性を検討した。その結果,春から夏における手網採集によってワンドがフナ属等の繁殖・成育場,オイカワ等の出水時の避難場となったことが確認され,これらを環境学習の対象者が学習可能と推察された。一方で,ウグイ等の代表的遊泳魚の生息状況を推察する情報は得にくく,投網等による補足採集が必要な場合があると考えられた。(著者抄録)