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J-GLOBAL ID：201202244182698800   整理番号：12A0925266

SH3-CB1結合相互作用によるリゾチームの工学的調節

Engineered regulation of lysozyme by the SH3-CB1 binding interaction

著者 (2件)： PHAM Elizabeth (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  TRUONG Kevin (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Protein Engineering Design & Selection  (Protein Engineering Design & Selection)
巻： 25  号： 5-6  ページ： 307-311  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： T0854A  ISSN： 1741-0126  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 利用可能な構造情報から,SH3-CB1結合相互作用によりλリゾチームのトランスグリコシラーゼ活性を調節する合成融合蛋白質を設計した。先ず,リゾチーム-CB1融合蛋白質の構造空間解析により,N末端SH3(nSH3)への結合に関してリゾチーム活性を阻害するベストな潜在力を持つ候補を示した。次いで,in vitro研究により,この合成融合蛋白質はnSH3により阻害され,CB1ペプチドとnSH3の拮抗阻害により復帰するリゾチーム活性を保持することを示した。したがって,nSH3ドメイン及びCB1ペプチドはリゾチームのON及びOFFの機能を転換する入力として役割を果たした。この研究により,自然界は調節ドメインを使用して,さまざまな蛋白質への調節をいかに設計するかについて明らかにした。この構造に基づく戦略は他の酵素に応用できるだろう。

シソーラス用語： *結合部位 ,  *リゾチーム ,  立体障害 ,  *融合タンパク質 ,  *ペプチド ,  グリコシルトランスフェラーゼ ,  酵素活性度 ,  タンパク質結合 ,  酵素阻害 ,  アダプタータンパク質 ,  細胞情報伝達
準シソーラス用語： *CB1ペプチド ,  Crk ,  *SH3ドメイン ,  λリゾチーム

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (4件)： 相互作用 ,  リゾチーム ,  工学 ,  調節