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J-GLOBAL ID:201202244343477817   整理番号:12A0018069

コモンモード電流の観点からの接地系統の評価

An evaluation of grounding system from a viewpoint of common-mode current
著者 (2件):
資料名:
巻: 31  号: 12  ページ: 974-982  発行年: 2011年12月10日 
JST資料番号: G0947B  ISSN: 0910-0350  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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接地系統に関する技術的評価は,雷保護や保安の観点からは多く行われているが,ノイズの観点からは十分とは言えないと考えられる。そこで,コモンモードノイズの観点から接地系統の評価を行った。電圧駆動型のPWMインバータを発生源とするコモンモード電流が建物の接地系統に循環し,障害を起す事例が多く報告されている。本研究では,誘導電動機を運転する市販のPWMインバータをコモンモードノイズの発生源とする試験回路を実験室内に構築して評価を行った。評価対象は,TT,TN,およびITの各接地系統とし,オシロスコープ,電圧プローブ,および電流プローブにより測定を行った。測定の結果,複数の周波数のコモンモード電流が流れ,それらは流れる経路が異なること,低周波数帯域のコモンモード電流は接地系統により特徴が異なることを明らかにした。また,簡易等価回路を用いた数値計算も示した。
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分類 (2件):
分類
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接地  ,  雑音測定 
引用文献 (14件):
  • 高橋健彦「TT接地方式とTN接地方式の思想の違い」,電設技術,平成21年7月号, pp.44-45, (2009)
  • 高橋健彦「IT活用のための接地・等電位ボンディング」,電気設備学会誌,pp. 325-329 Vol.26 NO.5 (2006)
  • 坂本芳樹,宮崎輝,滝祥治,他「高圧受電設備での接地系統の違いによる雷保護効果の検証」,電気学会論文誌B,pp.239-245 Vol.130 N02,( 2010)
  • 林和博,豊岡俊一郎:「ビルにおける低圧回路の人工地絡実験と系統接地(第1報)(第2報)」,第19回電気設備学会全国大会,D-14,pp.237-240,2001年(平成13年)
  • 土田崇,岡田健一,坂本芳樹,他 「TN系統での1線地絡電流に対する配線用遮断器の動作検証」電気設備学会誌,pp.160-166 Vol. 30 N02,(2010)
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