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J-GLOBAL ID:201202245135024791   整理番号:12A1384613

Daboia russelli毒液由来の酸性ホスホリパーゼA2(RVVA-PLA2-I)による膜リン脂質への特異的攻撃様式

Differential mode of attack on membrane phospholipids by an acidic phospholipase A2 (RVVA-PLA2-I) from Daboia russelli venom
著者 (6件):
資料名:
巻: 1818  号: 12  ページ: 3149-3157  発行年: 2012年12月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Daboia russelli毒液から精製した酸性ホスホリパーゼA2(RVVA-PLA2-I)は,投与量依存性触媒,ミトコンドリア及び赤血球膜損傷活性を示した。RVVA-PLA2-Iは試験投与量でマウスに非致死性であったが,それは肝臓及び心臓組織に影響した。RVVA-PLA2-Iは肝臓ミトコンドリア膜に比較して赤血球膜のリン脂質(レシチン)を選択的に加水分解した。興味あることに,RVVA-PLA2-Iはレシチンを豊富に含むHT-29(結腸腺癌)細胞の膜リン脂質を加水分解しなかった。RVVA-PLA2-Iの添加後の無傷ミトコンドリア/赤血球膜からの飽和/不飽和脂肪酸放出パターンのGC分析により異なる結果を示し,それは毒液PLA2により加水分解された試験膜の外膜リン脂質組成の相違を反映した。RVVA-PLA2-Iの活性部位に存在する必須アミノ酸の化学修飾,多価解毒剤による中和研究及び熱不活性化により,このPLA2酵素の触媒活性と膜損傷活性の間の相関を示唆した。この研究により,単に膜のレシチン含量よりもむしろ多数のPLA2感受性リン脂質ドメイン/組成の存在は,この毒液PLA2酵素による膜損傷の程度をおそらく決定することを主張した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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動物起原の毒性  ,  生体膜一般  ,  脂質一般 

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