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J-GLOBAL ID:201202245236347613   整理番号:12A1632696

M型アミロペクチンを含む日本の陸稲栽培品種由来米飯の胚乳澱粉の性質と物理化学的性質

Properties of Endosperm Starches and Physical Properties of Cooked Rice from Japanese Upland Rice Cultivars Containing M-type Amylopectin
著者 (5件):
資料名:
巻: 59  号:ページ: 111-117 (J-STAGE)  発行年: 2012年 
JST資料番号: F0614A  ISSN: 1344-7882  CODEN: JAGLFX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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M型アミロペクチンを含む日本の陸稲栽培品種(Chikanarijyun1,Kairyo13,Mogamichikanari1およびHokkaiakage),および標準としてのS型NipponbareおよびL型Kasalath由来米飯の胚乳澱粉の性質と物理化学的性質を調べた。M型アミロペクチンのアミロペクチン鎖比(ACR,DP≦24の短鎖および中鎖に対するDP≦10の短鎖の比)はL型アミロペクチンより高く,S型アミロペクチンより低かった。5M尿素溶液における米穀粒の崩壊度はNipponbare>M型アミロペクチン>Kasalathの順であった。特に米穀粒の崩壊スコアはACRの減少にしたがって低下した。見かけのアミロース(AAM)濃度はKasalath>Kairyo13を除くM型アミロペクチン>Nipponbare>Kairyo13の順であった。これらの結果は,AAM濃度とACR間に関連性の無い事を示唆していた。新鮮米飯および時間の経過した米飯の硬度はKasalath>M型アミロペクチン>Nipponbareの順であった。新鮮米飯の粘り気はNipponbare>Kairyo13>Kairyo13を除くM型アミロペクチン>Kasalathの順であり,時間の経過した米飯のそれはNipponbare>M型アミロペクチン>Kasalathの順であった。Kairyo13の新鮮米飯の粘り気は,全栽培品種中でAAM濃度が最低であった事から,M型アミロペクチン栽培品種で最高であった。Kairyo13の新鮮米飯はNipponbareと比較してより硬く,より粘着性が少なかった。Kairyo13のACRはNipponbareのそれより低かった。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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穀類とその製品一般 

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