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J-GLOBAL ID:201202245478676956   整理番号:12A1636951

その場非折畳みリゾチームは混合脂質モデル膜の脂質側面再分布を誘起する

In Situ Unfolded Lysozyme Induces the Lipid Lateral Redistribution of a Mixed Lipid Model Membrane
著者 (4件):
資料名:
巻: 116  号: 41  ページ: 12381-12388  発行年: 2012年10月18日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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高分子電解質が誘起した荷電脂質の再分布は興味深い現象である。蛋白質高分子電解質としてのそれらの性質により,またこの能力を有する。しかし,蛋白質の高度に秩序化した構造は一層複雑な機構を生じる。多くの事例で,蛋白質-膜相互作用は蛋白質の正荷電残基と負荷電脂質分子間の静電相互作用と通して開始される。正荷電リゾチームと中性ジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)と負荷電ジオレオイルホスファチジルグリセロール(DOPG)間の相互作用を調べた。興味深いことに,POPGの高濃縮を天然のex situ非折畳み(リポソーム不在での非折畳み)が誘起できなかったが,リゾチームはその場非折畳み(リポソーム存在での非折畳み)を受けることを必要とした。これらの観察は蛋白質について,脂質再分布に対する能力が正味電荷のみならず,電荷の空間分布に依存することを示唆した。その場非折畳みの間,リゾチームはその構造を脂質膜の存在で平坦なβシートと一層「剛体」である特別に非折畳み構造中へ再組織化する。この特別な空間構造は電荷分布を変えて,蛋白質-膜静電相互作用に対して有利であり,しかるに脂質再分布を誘起できる。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
蛋白質・ペプチド一般  ,  細胞構成体一般 

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