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J-GLOBAL ID：201202245553316685   整理番号：12A0556642

フッ化物のある溶融塩化物中の軽ランタニドの電気化学的挙動

Electrochemical Behaviour of Light Lanthanides in Molten Chlorides with Fluorides

著者 (3件)： MATSUURA Haruaki (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  NEZU Atsushi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN) ,  AKATSUKA Hiroshi (Tokyo Inst. Technol., Tokyo, JPN)
資料名： Bulletin of the Research Laboratory for Nuclear Reactors  (Bulletin of the Research Laboratory for Nuclear Reactors)
巻： 35  ページ： 59  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： Y0332A  ISSN： 0387-6144  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 異なるLiF量の共存する溶融LiCl-KCl共晶内のランタン,セリウム,およびネオジムの電気化学的挙動をタングステンとニッケル電極を使って調べた。希土類元素の二次ソースとしてニッケル水素電池に注目し,溶融塩電解をネオジム分離に適用する際のより良い電気化学的条件を見つけることを目的とした。溶融塩を使った実験をアルゴン循環グローブボックス内の電気炉で行い,溶融LiCl-KCl共晶を電解質として,濃度0.5%wtの希土類元素塩化物,作用電極にタングステンまたはニッケルを使用した。フッ化物の効果を見るため,希土類元素濃度への相対濃度が5,8および10倍となるようにLiCl-KCl-LiFを加えた。タングステン電極ではLiF量の増加と共に希土類元素の電解還元ピークがより明確になったが,ニッケル電極では希土類元素と合金を形成するためフッ化物添加の効果を確認できなかった。

シソーラス用語： 融解塩 ,  *電気化学 ,  フッ化物 ,  *フッ化リチウム ,  カソード還元 ,  共晶 ,  希土類元素 ,  *ランタノイド ,  電極 ,  *融解塩電解 ,  ニッケル-水素蓄電池
準シソーラス用語： 溶融塩 ,  電解還元 ,  作用電極 ,  溶融塩電解 ,  *ニッケル水素電池

分類 (1件)： 電気化学一般  (CB07010N)

タイトルに関連する用語 (5件)： フッ化物 ,  溶融 ,  塩化物 ,  ランタニド ,  電気化学的挙動