文献

J-GLOBAL ID：201202245657600695   整理番号：12A1430524

赤外線領域における絶対反射率測定の検討

著者 (3件)： 中島敏晴 (東京都産業技術研究セ) ,  中村広隆 (東京都産業技術研究セ) ,  海老澤瑞枝 (東京都産業技術研究セ)
資料名： 東京都立産業技術研究センター研究報告  (Bulletin of Tokyo Metropolitan Industrial Technology Research Institute)
号： 7  ページ： 100-101  発行年： 2012年09月28日 
JST資料番号： S0759C  ISSN： 1881-8676  CODEN： KHCDBB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2μm以上の赤外波長域での正反射率標準反射板の基礎となる絶対反射率測定用アクセサリー(STAR GEN)の2~7μm長波長域での反射率低下要因を分析し改善した。検討事項はゴ二オステージの傾斜角位置,サンプルホルダー高さ調整,FT-IRアパーチャ径の影響である。反射率はこれらに対し,傾斜角+0.2度で最大,ホルダー高さはバックグラウンド測定時より1.5mmの高さで最大,アパーチャ径が小さいほど大きくなるとの結果を得た。すべてで最大になる条件で金ミラーを測定した。視野かけ状態がアパーチャ径を絞ることで解消し反射率低下が改善された。既存の測定値との誤差は±0.5%以内であった。

シソーラス用語： *赤外線 ,  *反射率 ,  *標準器 ,  パラメータ ,  金 ,  鏡 ,  *因子分析
準シソーラス用語： 絶対反射率 ,  光反射率 ,  開口径 ,  金ミラー

分類 (1件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S)

引用文献 (4件)：

• (1) 「理科年表」0丸善
• (2) EDWARD D.PALIK : "Handbook of Optical Constants of Solids", ACADEMIC PRESS.INC. pp. 294-295.
• (3) 佐藤勝・昭:「光と磁気」,朝倉書店,pp.44
• (4) 中島敏晴他:「遠赤外線領域における分光反射率の測定精度向上」,東京都立産業技術研究センター研究報告,第6号(2012)

タイトルに関連する用語 (2件)： 赤外線領域 ,  反射率測定