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J-GLOBAL ID：201202246126287891   整理番号：12A0658373

直接感熱記録技術

Direct Thermal Print Technology

著者 (1件)： 五十嵐明 (社団法人 新化学技術推進協会)
資料名： 日本画像学会誌  (Journal of Imaging Society of Japan)
巻： 51  号： 2  ページ： 199-206 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0323A  ISSN： 1344-4425  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 直接感熱記録法は,他の記録方式にはない特徴を有する.即ち,直接感熱記録材料は,記録材料中に,加熱により自ら色素を生成する機能を内包しているため,インクやトナー,現像液などの消耗品の供給なしに画像記録が可能である.結果,非常に小型,軽量,簡便で信頼性の高い記録システムを構築することができる.この特長故に,キャッシュレジスタ,券売機,ファクシミリなどに多く導入されてきた.フルカラー記録に代表される,高付加価値直接感熱システムの開発も並行して,ここ20年の間に行われている.しかし,これらの多くは必ずしも商品として成功していない.その理由として,付加価値を上げるためにプリンタや材料が複雑化し,直接感熱記録システムの特徴である簡便性が失われたことがあげられる.(著者抄録)

シソーラス用語： *感熱記録 ,  *カラー画像 ,  記録材料 ,  色素体 ,  サーマルヘッド ,  染料 ,  技術史 ,  原理 ,  発色剤 ,  技術進歩
準シソーラス用語： リライタブル記録 ,  医用イメージング ,  記録紙 ,  高付加価値

分類 (1件)： 電子・磁気・光学記録  (NC06020F)

引用文献 (12件)：

• 1) H. Schroeder (NCR), USP 3161457.
• 2) H. H. Baum (NCR), USP 3539375.
• 3) A. Bain, BP 9745.
• 4) A. Igarasshi, “Thermal Recording Technology”, Journal of the Imaging Society of Japan, 47, pp. 251-257 (2008) [in Japanese].
• 5) http://fujifilm.jp/business/printing/paper/copiartpaper/index.html

タイトルに関連する用語 (1件)： 感熱記録