抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鳥類に生息地は世界的な規模で減少傾向にあり,その中でも湿地環境の減少は顕著である。日本においてもこのような湿地に生息する鳥類に1種オオセッカは環境省の絶滅危惧種1B類(EN)にランクされ,約2500羽程度と少ない上に特に不安定な遷移途中の特定な環境で生息するという鳥類である。本論文では,青森県三沢市東部の小川原東側湖畔の仏沼干拓地におけるさえずり個体数,9項目の環境項目(ヨシの高さ,ヨシの密度,枯れヨシの高さ,枯れヨシの密度,ヨシ以外の単子葉植物の高さ,その被度,双子葉植物の高さ,その被度,水深)との相関係数について調査した結果を報告した。この結果に基づき,環境選択の季節変化,ヨシの高さに対する選好性,枯れヨシに対する選好性,火入れが繁殖に及ぼす影響,について考察した。