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J-GLOBAL ID：201202246811630531   整理番号：12A1114338

ケーソンタイプ混成防波堤の津波誘起不安定性に関する理論と実験による研究

Theoretical and Experimental Study on Tsunami Induced Instability of Caisson Type Composite Breakwater

著者 (5件)： DONG Simeng (Kyushu Univ.) ,  ZEN Kouki (Kyushu Univ.) ,  KASAMA Kiyonobu (Kyushu Univ.) ,  WANG Bo (Kyushu Univ.) ,  TAKESUE Akihiro (Kyushu Univ.)
資料名： Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web)  (Memoirs of the Faculty of Engineering, Kyushu University (Web))
巻： 72  号： 2  ページ： 55-68 (WEB ONLY)  発行年： 2012年06月29日 
JST資料番号： U0093A  ISSN： 1880-148X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2011年3月11日金曜日,今まで記録された中で最強の地震津波が日本北東の海岸を攻撃した。世界で最も深い防波堤(釜石防波堤)はこの事象の間に重大な被害を経験した。記録された津波データから破壊メカニズムを見出し,破壊過程を再現するため,本論文は浸透流の下でのケーソンの安定性を解析する基本の理論的手法を適用した。ケーソンタイプ混成防波堤の安定性への浸透力の影響を調査するため,2つのタイプの実験を行った。主に以下の結論を得た。すなわち,1)フローネット図式解法解析により,波高が上がるときに港の側の捨石マウンドの不安定性領域が拡大し,捨石マウンドの斜度が大きいときに浸透力に因り捨石マウンドが不安定になると結論付けられ,2)支持力の実験結果は,捨石マウンドの支持力は浸透流の水平分力のため浸透流無しの状態と比べて約50%減少することを示した。結論として,ケーソンタイプ混成防波堤の設計においては,津波に対する重要な影響因子としてケーソン下の捨石マウンドの浸透流を考慮に入れるべきであると言える。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *津波 ,  *防波堤 ,  基礎 ,  ケーソン ,  浸透流 ,  安定性解析 ,  図式解法 ,  *震災
準シソーラス用語： *混成防波堤 ,  捨石マウンド ,  地震津波 ,  東日本大震災

分類 (2件)： 港湾施設,港湾工事  (RC15020H) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (9件)： ケーソン ,  タイプ ,  混成防波堤 ,  津波 ,  誘起 ,  不安定性 ,  理論 ,  実験 ,  研究