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J-GLOBAL ID:201202246836623734   整理番号:12A1712183

単一分子分光法によって調べた線状及びトレフォイル三量体ペリレンジイミド中の電子結合

Excitonic Coupling in Linear and Trefoil Trimer Perylenediimide Molecules Probed by Single-Molecule Spectroscopy
著者 (12件):
資料名:
巻: 116  号: 42  ページ: 12878-12886  発行年: 2012年10月25日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ペリレンジイミド(PDI)は多発色団アレイ内部の電子相互作用の光物理的研究に対する有望な構築ブロックである。このようなPDIアレイは高い光安定性,化合的及び物理的不活性,電子親和性及び全可視光領域にわたる強い着色力のため有機発光ダイオード,有機半導体及びバイオセンサのような分子ナノ素子の作製にとり重要材料である。ここでは,分子構造と発色団間電子相互作用の間の関係を調べるため,二種類の異なるPDI三量体,すなわちPDIを直接結合した線状(L3)及び1,3,5-トリフェニルベンゼンリンカを有するトレフォイル(T3)三量体に組織化して単一分子蛍光顕微鏡によって調べた。各構成発色団の逐次漂白時の単一分子蛍光スペクトルにおけるスペクトルピークシフトを監視することによってL3とT3両者中の結合強度の幅広い分布,それよりPDI単位間の強い/弱い結合を見いだした。更に,PMMA高分子マトリックスに埋め込んだL3とT3の分子構造中の不均一性を分解するため高電場デフォーカスイメージング技法を使用した。二組の実験結果間の系統的比較は分子間相互作用と分子構造間の相関を推定することを可能にした。この結果は適切な多発色団構造を用いるPDI分子間相互作用制御を示した。
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分類 (2件):
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四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  有機化合物のルミネセンス 
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