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J-GLOBAL ID：201202247150575888   整理番号：12A1429995

低レベルのp53発現はトランスアクチベーションルールを変化させ,スーパーアクチベーティング配列を明らかにする

Low-level p53 expression changes transactivation rules and reveals superactivating sequences

著者 (7件)： JORDAN Jennifer J. (National Inst. Health, NC) ,  MENENDEZ Daniel (National Inst. Health, NC) ,  SHARAV Jenia (Technion-Israel Inst. Technol., Haifa, ISR) ,  BENO Itai (Technion-Israel Inst. Technol., Haifa, ISR) ,  ROSENTHAL Karin (Technion-Israel Inst. Technol., Haifa, ISR) ,  RESNICK Michael A. (National Inst. Health, NC) ,  HARAN Tali E. (Technion-Israel Inst. Technol., Haifa, ISR)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 36  ページ： 14387-14392  発行年： 2012年09月04日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： p53の標的からのトランスアクチベーションはp53量とDNA配列に感受性を持つことを先に示した。p53は通常低レベルしか存在せず,なんらかの異常があっても,その増加量は小さい。本研究では,p53を限定した条件下におけるトランスアクチベーションについて検討した。酵母の系において,ヒトp53の細胞レベルを高くした場合にはトランスアクチベーションと標的配列への結合親和性との間に正の相関が見られたが,低レベルの場合にはそうした相関が見られなかった。しかし酵母の系におけるトランスアクチベーションと標的配列のねじれ柔軟性は非常に相関していたことから,転写機能と配列との間に独特な関連があるものと考えられた。酵母あるいはトランスフェクトしたヒト細胞の場合,低p53レベルでも高いトランスアクチベーションをサポートする配列がいくつか見つかっている。また速度論ならびに柔軟性の解析から,スーパートランスアクチベーションが,柔軟性のある標的部位の結合離脱速度の低さによっていることも分かった。

シソーラス用語： *p53タンパク質 ,  *遺伝子発現 ,  ヌクレオチド配列 ,  酵母 ,  ヒト ,  DNA【核酸】 ,  親和性 ,  相関 ,  剛性 ,  柔軟性 ,  速度論 ,  転写【遺伝】 ,  タンパク質合成 ,  分子遺伝現象
準シソーラス用語： *トランスアクチベーション ,  ねじれ剛性 ,  結合親和性 ,  蛋白質発現

分類 (2件)： 遺伝子発現  (EC02040Q) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (4件)： p53 ,  発現 ,  トランスアクチベーション ,  ルール