文献

J-GLOBAL ID：201202247401322704   整理番号：12A1244633

動的光散乱による水溶液でのダイヤモンドナノ粒子とアルブミン分子の相互作用の研究

Investigation of interaction of albumin molecules with diamond nanoparticles in aqueous solutions by dynamic light scattering

著者 (10件)： SAMSONOVA Yu. S. (M.V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  PRIEZZHEV A. V. (M.V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  LUGOVTSOV A. E. (M.V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  PETROVA G. P. (M.V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  GIBIZOVA V. V. (M.V. Lomonosov Moscow State Univ., Moscow, RUS) ,  YE Y.-S. (National Dong-Hwa Univ., Hualien, TWN) ,  SU T.-H. (National Dong-Hwa Univ., Hualien, TWN) ,  PEREVEDENTSEVA E. V. (National Dong-Hwa Univ., Hualien, TWN) ,  PEREVEDENTSEVA E. V. (P.N. Lebedev Physics Inst., Russian Acad. Sci., Moscow, RUS) ,  CHENG Chia-Liang (National Dong-Hwa Univ., Hualien, TWN)
資料名： Quantum Electronics  (Quantum Electronics)
巻： 42  号： 6  ページ： 484-488  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： D0044C  ISSN： 1063-7818  CODEN： QUELEZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイヤモンドナノ粒子は効率的なバイオマーカとして注目されている。しかし,ダイヤモンドナノ粒子と生体分子との相互作用が明確化されていない。本論文では,ダイヤモンドナノ粒子とアルブミン分子の相互作用について検討した。相互作用を調べる方法として,動的光散乱法を提案した。水溶液でのダイヤモンドナノ粒子とアルブミン分子の相互作用を調べた。ダイヤモンドナノ粒子の上にアルブミンが吸着し,粒子サイズが大きくなった。濃度を変えて,この粒子の平均流体力学半径を調べた。光子相関分光法を利用した。この結果,ダイヤモンドナノ粒子の表面のカルボキシル化が起こり,アルブミンでプレ被覆されることで,ナノ粒子表面上の蛋白質分子の吸着が減少し,平均流体力学半径も減少することが判明した。また,pHが変化すると,アルブミン分子との相互作用も変化することが分かった。

シソーラス用語： 光子相関分光法 ,  流体力学的半径 ,  ダイヤモンド ,  バイオマーカー ,  粒度 ,  *アルブミン ,  動的光散乱 ,  *ナノ粒子 ,  *光学的測定 ,  水溶液 ,  相互作用 ,  カルボキシ化
準シソーラス用語： カルボキシル化 ,  生体分子 ,  流体力学半径 ,  粒子サイズ

分類 (2件)： 光学的測定とその装置一般  (BD07010S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

タイトルに関連する用語 (8件)： 動的光散乱 ,  水溶液 ,  ダイヤモンド ,  ナノ粒子 ,  アルブミン ,  分子 ,  相互作用 ,  研究