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J-GLOBAL ID：201202248227654901   整理番号：12A0957414

カドミウムに曝されたChironomus riparius由来のリン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼcDNAの特性化と発現分析

Characterization and expression analysis of phospholipid hydroperoxide glutathione peroxidase cDNA from Chironomus riparius on exposure to cadmium

著者 (3件)： NAIR Prakash M. Gopalakrishnan ,  PARK Sun Young ,  CHOI Jinhee
資料名： Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology  (Comparative Biochemistry and Physiology. B. Biochemistry and Molecular Biology)
巻： 163  号： 1  ページ： 37-42  発行年： 2012年09月 
JST資料番号： A0956B  ISSN： 1096-4959  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ピロシーケンスを介して作成した発現配列タグ(EST)データベースからの,環境毒物学的に重要な水生小昆虫Chironomus riparius(Cr)由来のリン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼ(PHGPx)の全長cDNA(CrPHGPx1)の同定と特性化を報告した。837塩基対(bp)cDNAは,597bp,及び75bp 5′及び159bp 3′非翻訳領域の読み取り枠を含んだ。推定アミノ酸(aa)配列(197aa)の理論的分子量は22.40kDa,推定pIは8.77であった。Cysコドンは残基74,及びまた活性部位残基Gln⁹¹及びTrp¹⁶⁴に存在した。活性部位モチーフ及びGPxファミリーシグネチャモチーフLAFPCNQF^101-108及びWNFTK^163-168をも見い出した。系統発生解析から,CrPHGPx1が他の種由来のPHGPx1と同じ群であり,双翅類に属する昆虫とより密接に関連していた。CrPHGPx1のmRNAを幼虫,蛹及び成虫において検出した。CrPHGPx1の発現はカドミウム曝露により誘導され,CrPHGPx1のmRNA発現が環境ストレス要因により引き起こされた酸化ストレスに応答して特異的に調節されることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *グルタチオンペルオキシダーゼ ,  ユスリカ科 ,  カドミウム ,  cDNA ,  *遺伝子発現 ,  遺伝子 ,  水生動物 ,  アミノ酸配列 ,  分子量 ,  等電点 ,  アミノ酸残基 ,  コドン ,  活性部位 ,  系統発生 ,  種差 ,  幼虫 ,  蛹 ,  成虫 ,  ストレス ,  *酸化ストレス ,  遺伝的調節 ,  系統樹 ,  ヌクレオチド配列 ,  データベース
準シソーラス用語： Chironomus riparius ,  CrPHGPx1遺伝子 ,  ストレス応答 ,  *リン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼ ,  環境ストレス ,  EST配列

分類 (3件)： 酵素一般  (EB09010D) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  動物に対する影響  (EE04040K)

タイトルに関連する用語 (7件)： カドミウム ,  Chironomus ,  リン脂質ヒドロペルオキシドグルタチオンペルオキシダーゼ ,  cDNA ,  特性化 ,  発現 ,  分析