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J-GLOBAL ID:201202248331644896   整理番号:12A1180582

岩手県の下水汚泥焼却灰の基礎性状およびアスファルト混合物用フィラーとしての適用性

The Characteristics of Ash of Sewage Sludge (SSA) in Iwate Prefecture and Application of SSA for Asphalt Mixture
著者 (5件):
資料名:
巻: 128  号: 8/9  ページ: 519-525  発行年: 2012年08月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,岩手県で排出する焼却灰を対象とし,基礎的物性について他県の焼却灰と比較して特筆すべき特徴を挙げ,焼却灰のアスファルト混合物への混合の影響を検討した。以下に本検討で得た知見を示す。1)岩手県の焼却灰からは,土壌環境基準を超えるヒ素,セレンの溶出が確認された。しかし,石粉の代替材料としてアスファルト混合物を用いた場合,本研究の範囲では,アスファルト混合物からの溶出量は基準値を下回り,一定の安全性を確保できると判断できる。2)岩手県の焼却灰は,形状および成分が異なる複数種の粒子で構成されている。このうち,リンとマグネシウムを主成分とする多孔粒子は150μm以上の粗粒分に多く含まれることが特徴的である。3)焼却灰を石粉の代替材料としてアスファルト混合物に用いた場合,石粉との置換量を増すと混合物の最適アスファルト量が増加し,かつマーシャル安定度が低下する。4)岩手県の焼却灰の場合,粗粒部(150μmふるい残留分)がアスファルト量の増大と,マーシャル安定度の低下に強く影響する。これは粗粒部に多く含まれる,多孔質なリン酸マグネシウムアンモニウム粒子の影響であると考えられる。
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分類 (2件):
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その他の用水処理  ,  スラッジ処理・処分 

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