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J-GLOBAL ID：201202248668041123   整理番号：12A0962154

リチウム含有ゼオライトを用いたコンクリートアルカリシリカ反応抑制材の開発

著者 (4件)： 松本泰治 (栃木県産技セ) ,  水野清 (鉄道総合技術研) ,  上原元樹 (鉄道総合技術研) ,  後藤義昭 (龍谷大)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 47  号： 7  ページ： 548-549  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本セラミックス協会技術賞。コンクリートの早期劣化の要因の一つとして骨材のアルカリシリカ反応(ASR)がある。そのため,ASR抑制効果が高く,施工性にも優れたひび割れ抑制材の開発が望まれていた。本稿では,ASR抑制材として,新規リチウム(Li)含有ゼオライト「Li-EDI」の合成,および「Li-EDI」を微粒セメントに添加したペースト材のひび割れ補修効果について解説した。1)新規Li含有ゼオライトの合成とASR抑制効果:必要条件(Li含有量が高い,NaとKが低い,イオン交換選択性),低温低圧合成の検討,膨張性の評価,2)ひび割れ注入材の開発:膨張抑制効果,大型コンクリートへの注入実験。

シソーラス用語： *コンクリート ,  *アルカリ骨材反応 ,  劣化 ,  抑制剤 ,  *合成ゼオライト ,  リチウム化合物 ,  含有量 ,  イオン交換 ,  選択性 ,  カリウム化合物 ,  金属イオン ,  カチオン ,  ナトリウム化合物 ,  膨張 ,  亀裂 ,  注入材 ,  ワーカビリティ
準シソーラス用語： アルカリシリカ反応 ,  イオン選択性 ,  カリウムイオン ,  ナトリウムイオン ,  ひび割れ

分類 (1件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H)

引用文献 (6件)：

• The Structure Commission of the International Zeolite Association (IZA-SC). Database of Zeolite Structures. http://www.iza-structure.org/databases/
• MATSUMOTO, T. J. Eur. Ceram. Soc. 2006, 26, 455-458
• BAERLOCHER, Ch. Atlas of Zeolite Framework Types. 2007, 120-121
• 松本泰治. 栃木県産業技術センター研究報告. 2010, 7, 17-20
• 水野清. コンクリート構造物の補修, 補強. アップグレード論文報告集. 2011, 11, 493-500

タイトルに関連する用語 (6件)： リチウム ,  ゼオライト ,  コンクリート ,  アルカリシリカ反応 ,  抑制材 ,  開発