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J-GLOBAL ID：201202248765118556   整理番号：12A0725864

ハイブリッド配向液晶エラストマーの熱屈曲挙動

著者 (5件)： 澤芳樹 (東洋製罐グループ綜合研) ,  浦山健治 (京大 大学院工学研究科) ,  瀧川敏算 (京大 大学院工学研究科) ,  DESIMONE Antonio (SISSA-International School for Advanced Studies, Trieste, ITA) ,  TERESI Luciano (Univ. Roma Tre, Rome, ITA)
資料名： 液晶  (日本液晶学会誌)
巻： 16  号： 2  ページ： 142-146  発行年： 2012年04月25日 
JST資料番号： L3796A  ISSN： 1880-6449  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 巨視的なプラナー配向を持つ液晶エラストマー(LCE)は,温度変化を与えると液晶の配向度の変化に伴ってダイレクタ一方向に伸縮することが知られている。われわれは,膜厚方向で液晶配向がプラナー配向から垂直配向に連続的に90度変化するハイブリッド配向を持つLCEが,温度変化に対して屈曲方向の反転を伴う巨大な屈曲変形を示すことを見出した。また,プラナー配向LCEの熱伸縮データから,ハイブリッド配向LCEの曲率の温度依存性を予測する手法を提案した。さらに,有限要素法シミュレーションにより,ハイブリッド配向LCEの内部ひずみ分布および応力ひずみ分布を求めるとともに,観察された熱屈曲挙動を再現した。これらの知見について解説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *分子配向 ,  ゴム ,  *熱変形 ,  アクチュエータ ,  *高分子液晶 ,  複合構造 ,  *液晶エラストマ ,  屈曲運動 ,  有限要素シミュレーション
準シソーラス用語： ハイブリッド構造

分類 (2件)： 高分子の物性一般  (CG02001Z) ,  液晶一般  (BK03010L)

引用文献 (14件)：

• WARNER, M. Liquid Crystals Elastomers. 2007
• URAYAMA, K. Macromolecules. 2007, 40, 2277
• KUPFER, J. Macromol. Chem. Phys. 1994, 195, 1353
• THOMSEN, D. L. Macromolecules. 2001, 34, 5868
• TAJBAKHSH, A. R. Eur. Phys. J. E. 2001, 6, 181

タイトルに関連する用語 (4件)： 配向 ,  液晶エラストマー ,  屈曲 ,  挙動