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J-GLOBAL ID:201202248856579939   整理番号:12A0584156

キトサンスキャフォールド結合多重ペプチドを用いたラミニン111生物活性の再構成

Reconstitution of laminin-111 biological activity using multiple peptide coupled to chitosan scaffolds
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号: 17  ページ: 4241-4250  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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多機能マトリックス蛋白質であるラミニン111は,多様な生物的機能を有する。著者らは既に,系統的ペプチドスクリーニングにより,ラミニン111における様々な生物活性配列を同定している。著者らはまたペプチド結合キトサンマトリックスが活性配列の生物的機能を増強し,スキャフォールドとして有用であることを示した。ここに著者らは,キトサンマトリックスに60種の生物活性ラミニン111ペプチドを結合させた。29種のペプチド-キトサンマトリックスは細胞接着,拡散および神経突起伸張を含む,様々な生物活性を促進した。ペプチド-キトサンマトリックスの生物活性は,ペプチドに依存する。これらのペプチド-キトサンマトリックスは,それらの生物活性により6群に分類される。次に,著者らはそれぞれの群で強力な細胞接着活性を呈する5種の活性ペプチドを単一のキトサンマトリックスへ結合させることでラミニン111の多様な活性の再現を試みた。混合ペプチド-キトサンマトリックスは個々のペプチドで観察された程度を超えて細胞接着および細胞拡散を有意に促進した。著者らはまたそれぞれ異なる群に由来する4種の神経突起伸張促進ペプチドを用いた混合ペプチド-キトサンマトリックスがその活性を促進することを示した。これらのデータからこの混合ペプチドがキトサンマトリックスにおいてラミニン様生物活性を相乗的に誘発することが示唆される。ここに記述した活性ペプチド-キトサンマトリックスは組織工学および組織再生の為の生体材料としての使用し得る可能性が有る。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  生体代行装置 
タイトルに関連する用語 (4件):
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