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J-GLOBAL ID:201202248904758646   整理番号:12A1524285

ヒトAβ1-42およびタウを産生する3xAD遺伝子組換えマウスにおける海馬歯状回細胞の一次繊毛の免疫染色可能な長さの減少

Reduction of the immunostainable length of the hippocampal dentate granule cells’ primary cilia in 3xAD-transgenic mice producing human Aβ1-42 and tau
著者 (10件):
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巻: 427  号:ページ: 218-222  発行年: 2012年10月12日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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海馬歯状回は成体の齧歯類やヒトにおいて継続する2つの神経形成部位のうちの1つである。事実上全ての歯状回細胞は,ソマトスタチン受容体3(SSTR3)やp75ニューロトロフィン受容体(p75NTR)といった受容体が装填されている特殊化した細胞膜で覆われている微小管棘または軸糸を伴う単一の不動繊毛を持つ。これらの受容体からのシグナルは神経前駆体の増殖や,新しく産まれた顆粒細胞の機能的顆粒細胞への有糸分裂後の成熟を刺激することが報告されている。Aβ1-42および変異型ヒトタウタンパク質タウP301Lを共に産生する6~24月齢の三重遺伝子組換えアルツハイマー病モデルマウス(3xTg-AD)において,歯状回細胞が免疫染色可能なSSTR3およびp75NTRを伴う繊毛を持つが,それらは野生型マウスに比べ半分の長さであることを見出した。大量のAβ1-42を蓄積する2xTg-ADマウス,あるいは変異型ヒトタウタンパク質のみ蓄積するマウスでは,顆粒細胞の繊毛の免疫染色可能な長さは減らなかった。従って,Aβ1-42およびタウタンパク質の蓄積の組み合わせが3xTg-ADマウスにおける機能上,重要な受容体のレベルに影響する。本結果は,顆粒細胞の繊毛における構造および機能の変化がADにおいて役割を果たすかも知れないという重要な可能性を生じせしめる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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神経の基礎医学  ,  中枢神経系 

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