文献
J-GLOBAL ID:201202248912974773   整理番号:12A0822518

PASキナーゼRim15pの機能喪失型突然変異はSaccharomyces cerevisiae清酒酵母株の不完全な静止状態移行と高い発酵率に関連する

A Loss-of-Function Mutation in the PAS Kinase Rim15p Is Related to Defective Quiescence Entry and High Fermentation Rates of Saccharomyces cerevisiae Sake Yeast Strains
著者 (7件):
資料名:
巻: 78  号: 11  ページ: 4008-4016  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: A0427A  ISSN: 0099-2240  CODEN: AEMIDF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
現代の清酒酵母細胞は,静止状態移行が不完全で高い発酵率を維持する。そこでSaccharomyces cerevisiaeの静止状態プログラムに関与する,PASキナーゼRim15pを検討した。現代株はRIM遺伝子のフレームシフト突然変異で,実験室株よりカルボキシル末端が短いことがわかった。RIM15遺伝子が変異,欠失した実験室株は,熱ショックのストレスに対して耐性がなく,トレハロースとグリコーゲンの合成が少なく,G1停止機能が低かった。これらは現代の清酒酵母の特徴と類似する。現代の清酒株に機能的RIM15遺伝子を発現させると,これらの表現型を抑制し,Rim15pの機能障害が静止状態移行を妨げていることを示した。またRim15pや下流のIgo1pとIgo2pの欠失は,実験室株の発酵率を改善した。よってRIM15遺伝子の機能喪失型突然変異が,エタノール生産増加の決定因子である可能性を示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝的変異  ,  分化,増殖,成長,生殖  ,  清酒 

前のページに戻る