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J-GLOBAL ID：201202248977431467   整理番号：12A0221848

赤外分光測定法-基礎と最新手法 第II部 各種測定法 第12回 20.二次元相関分光法

Experimental Infrared Spectroscopy Fundamentals and Practical Methods 20. Two-Dimensional Correlation Spectroscopy

著者 (3件)： 森田成昭 (名古屋大 エコトピア科研) ,  新澤英之 (産業技術総合研) ,  尾崎幸洋 (関西学院大 理工)
資料名： 分光研究  (Journal of the Spectroscopical Society of Japan)
巻： 60  号： 6  ページ： 243-250  発行年： 2011年12月15日 
JST資料番号： F0007A  ISSN： 0038-7002  CODEN： BUKKAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 野田によって提案された一般化二次元相関分光法の原理と特徴,同時・異時相関スペクトルの求め方,応用例,注意すべき点および今後の展開について解説した。同時および異時相関スペクトルは何らかの摂動(例えば時間,温度や濃度変化)を与えて測定した一連のスペクトルから動的な差スペクトルを計算して,更にFourier変換することによってそれぞれ実数部および虚数部として求められる。二次元相関分光法は当初赤外スペクトルの解析法として紹介されたが,各種の分析法に適用され,更に,赤外とその他の分析法と組み合わせたヘテロ二次元相関分光法は開発されていた。それらの応用分野を紹介すると共にその事例として,オレイン酸とエタノールの混合溶液の蒸発過程の二次元赤外スペクトルの解析を紹介した。

シソーラス用語： *赤外分光法 ,  *スペクトロスコピー ,  二次元 ,  相関 ,  差スペクトル ,  Fourier変換 ,  混合液体 ,  蒸発 ,  事例研究 ,  不飽和脂肪酸 ,  オレフィン化合物 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： *二次元相関分光法

分類 (1件)： 赤外スペクトル及びRaman散乱,Ramanスペクトル一般  (BM08061U)

物質索引 (2件)： オレイン酸 ,  エタノール

引用文献 (20件)：

• NODA, I. Bull. Am. Pays. Soc. 1986, 31, 520
• NODA, I. J. Am. Chem Soc. 1989, 111, 8116
• OZAKI, Y. Two Dimensional Correlation Spectroscopy. 2000
• NODA, I. Appl. Spectrosc. 2000, 54, 236A
• NODA, I. Two-dimensional Correlation Spectroscopy-Applications in Vibrational and Optical Spectroscopy. 2004

タイトルに関連する用語 (5件)： 赤外分光 ,  測定法 ,  基礎 ,  手法 ,  二次元相関分光法