抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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画像スケーラにおいて,ジャギー軽減による主観画質向上を主目的とした,方向適応補間が検討されている。そこでは,エッジ部での方向検出処理と検出された方向に適応した補間が行われる。著者らは,方向検出方法として12方向のオペレータを用いていたが,参照画素が複雑になるので,拡大倍率は2倍に留めていた。今回は,より高倍率である4倍拡大で12方向適応補間を検討した。高倍率拡大では,倍率が高くなるほどジャギーが目立つので方向適応の効果は大きくなる。補間に用いる画素は,原画素とそれから1次元フィルタで作られた4倍密画素を用いる。また,0度や90度に近い方向では離れた画素も用い,45度に近い場合は最近傍画素のみを用いて補間する。評価では良好な画質とPSNRを得ることができた。(著者抄録)