文献
J-GLOBAL ID:201202250071733584   整理番号:12A0906494

組織工学により作製した血管パッチの細胞ソースとしてのヒトの平滑筋細胞と間葉幹細胞の比較

A Comparison of Human Smooth Muscle and Mesenchymal Stem Cells as Potential Cell Sources for Tissue-Engineered Vascular Patches
著者 (8件):
資料名:
巻: 18  号: 9-10  ページ: 986-998  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W1690B  ISSN: 1937-3341  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
血管再建が必要な治療において,細胞を用いて組織工学的により作製した血管パッチ(TEVP)は非生物移植材料に付随する問題を克服する可能性を秘めているが,最適な細胞の選択が重要なポイントとなる。本研究では,ヒト大動脈平滑筋細胞(HuAoSMC)とヒト間葉幹細胞(hMSC)について,熱応答性のポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)(PIPAAm)基質上での細胞シートの形成能力を比較した。腫瘍増殖因子β1(TGFβ1)とアスコルビン酸(AA)で処理したhMSCは,HuAoSMCよりもSMC特異的タンパク質を高レベルに発現した。hMSCも大きな細胞量を持ち,PIPAAm上でHuAoSMCよりも早く増殖した。hMSCは2から3週間で細胞シートを形成し,HuAoSMCシートよりも大きな湿重量とコラーゲン含量を有していた。TGFβ1+AAで処理したhMSCの骨形成能は低いことが石灰化とアルカリホスファターゼ活性により明らかになったが,高い軟骨形成性がアルシアンブルー染色により示唆された。以上より,hMSCは細胞外マトリックスを多く含む組織を形成できる点で細胞を用いたTEVPに有望であるが,長期のTEVPの成功にはhMSCの挙動の調節を改善する必要があることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生体代行装置  ,  血管系 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る