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J-GLOBAL ID：201202250289367270   整理番号：12A0569143

資源循環システムの新展開 ポリオレフィンのケミカルリサイクルのための高性能分解触媒の開発

著者 (5件)： 上道芳夫 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  田幸恵 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  落合嘉美 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  山田誠人 (室蘭工大 大学院工学研究科) ,  神田康晴 (室蘭工大 大学院工学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 57  号： 4  ページ： 254-257  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油化学工業の基礎原料は,ナフサの分解・改質によって得られるエチレン,フロピレンなどの低級オレフィンと,ベンゼン,トルエン,キシレン(総称してBTX)などの芳香族炭化水素である。これらを原料として多種多様な化学品が製造されている。中でもプラスチックは生産量が多くわが国では年問約1,300万トンが製造され,工業製品から日用品に至るまで広く利用されている。触媒を利用するポリオレフィンの石油化学原料化技術の開発を目指している。本稿では,低密度ポリエチレン(LDPE〕の芳香族炭化水素への分解に有効なMFI型ガリウムシリケート(GaMFI)触媒に耐塩素性を賦与し,PVC存在下でも機能する高性能ポリオレフィン分解触媒の開発について紹介した。LDPEの分解生成物,耐塩素性触媒の開発,PVCの影響と耐塩素性の賦与,PVCの脱塩化水素,酸点への塩化水素の影響などについて解説した。

シソーラス用語： 循環 ,  資源再生 ,  廃棄物減量化 ,  *廃棄物処理 ,  *ポリオレフィン ,  *リサイクル ,  接触分解 ,  *触媒 ,  技術開発 ,  低密度ポリエチレン ,  芳香族炭化水素 ,  ケイ酸塩 ,  ガリウム化合物 ,  反応生成物 ,  耐化学性 ,  *ポリ塩化ビニル ,  *脱塩化水素 ,  塩化水素
準シソーラス用語： *ケミカルリサイクル ,  高性能 ,  資源循環

分類 (2件)： 触媒操作  (XE01050T) ,  ポリオレフィン  (YH07090L)

タイトルに関連する用語 (7件)： 資源循環 ,  展開 ,  ポリオレフィン ,  ケミカルリサイクル ,  高性能 ,  分解触媒 ,  開発