文献

J-GLOBAL ID：201202250863916287   整理番号：12A1080728

マルチGPUによる流体シミュレーションの高速な可視化

Fast Visualization of Fluid Simulation using Multi-GPU

著者 (2件)： 豊田将千 (Sony Computer Entertainment) ,  岩崎慶 (和歌山大 システム工)
資料名： 映像情報メディア学会技術報告
巻： 36  号： 19(ME2012 70-79/AIT2012 91-100)  ページ： 13-14  発行年： 2012年05月16日 
JST資料番号： S0209A  ISSN： 1342-6893  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然現象のビジュアルシミュレーションはコンピュータグラフィクスの分野の中でも重要な研究課題の一つであり,水,炎,煙,氷などについて広く研究が行われてきた。このような研究で得られたリアリスティックな映像は,映画,テレビCM,ゲームなど様々な場面において応用されている。自然現象の中でも流体シミュレーションの可視化については多くの研究が行われきたが,計算コストが高くレンダリングに時間がかかるという問題点や,水面に凹凸が生じてしまうと言う問題点がある。本論文では,水面の凹凸の問題を解決し,複数のGPUを用いることで,流体シミュレーションの可視化を高速に行う手法を提案する。提案法により,先行研究の手法で23分要した流体シミュレーションの可視化を1秒に短縮した。(著者抄録)

シソーラス用語： シミュレーション ,  *流体力学 ,  *可視化 ,  マイクロプロセッサ ,  *専用プロセッサ ,  レンダリング ,  高速化 ,  コンピュータグラフィックス ,  並列処理 ,  マルチプロセッサシステム
準シソーラス用語： *GPU【プロセッサ】 ,  マーチングキューブ ,  *流体シミュレーション

分類 (3件)： 流体の実験・試験・測定方法及び装置  (BC01020K) ,  図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  専用演算制御装置  (JC04030Y)

引用文献 (2件)：

• KANAMORI, Y. GPU-based Fast Rat Casting for a Large Numbe of Metaballs. Computer Graphics Forum. 2008, 27, 3, 315-360
• YU, J. Reconstructing Surfaces of Particle-based Fluids using Anisotropic Kernels. Proc. of Symposium on Computer Animation, 2010. 2010, 217-225

タイトルに関連する用語 (4件)： マルチ ,  GPU ,  流体シミュレーション ,  可視化