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J-GLOBAL ID:201202251016342408   整理番号:12A0379837

RAPDおよびISSRマーカーによるウコン(Curcuma longa L.)の遺伝的多様性の評価

Evaluation of genetic diversity in turmeric (Curcuma longa L.) using RAPD and ISSR markers
著者 (3件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 284-291  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ウコンは,クルクミン,オレオレジン及びエッセンシャルオイルの生産に利用される産業上重要な植物である。本研究においては,異なる10農業気象ゾーンにおける5栽培品種および55系統ウコンの遺伝的多様性を調査した。RAPDおよびISSR両遺伝子マーカー解析によりウコン遺伝子型の多様性を評価した。17多型用プライマー(11 RAPD,6 ISSR)を用いた。60遺伝子型のRAPD分析で94分画が生じた,そのうち74が多型で1プライマー当たり平均6.83分画が生じた。RAPDプライマーで増幅された分画の数は,3~13で,アンプリコンの大きさは,230~3000bpの範囲であった。遺伝子多型率は,40~100%の範囲で平均91.4%であった。6 ISSRプライマーにより60遺伝子型から66バンドが生じた,そのうち52が多型で1プライマー当たり平均8.6分画が生じた。増幅バンドの数は,1~14と様々で,アンプリコンの大きさは,200~2000bpの範囲であった。ISSRプライマーを用いた遺伝子多型率は,83~100%の範囲で平均95.4%であった。RAPDおよびISSRマーカーを用いた60試料のよる近隣結合法は,遺伝的類似性と地理的分布の間に62%の相関があることを示した。集団遺伝学的分析に基づいた根井の遺伝的多様性(近隣結合法)の結果は,南東部ガートゾーンおよび西部起伏ゾーンにおいてそれぞれ0.181および0.199の値が得られ,比較的低い多様性が示された。一方,西中央テーブル土地ゾーンでは0.257と最も高い値が得られた。異なる農業気象ゾーンにおけるウコンの遺伝的多様性の知見は,今後増え続けるウコンの工業的,医薬的利用需要に応じるために,クルクミン,オレオレジン及びエッセンシャルオイルの生産増加のための育種への利用が期待される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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特用作物一般  ,  作物の品種  ,  遺伝子操作 
物質索引 (1件):
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