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J-GLOBAL ID：201202251172582249   整理番号：12A0879505

[ビジネス・ケース][No.096]オリンパス 会計不祥事の誘因とガバナンス不全のメカニズム

著者 (2件)： 加賀谷哲之 (一橋大 大学院商学研究科) ,  鈴木智大 (亜細亜大 経営)
資料名： 一橋ビジネスレビュー  (Hitotsubashi Business Review)
巻： 60  号： 1  ページ： 108-125  発行年： 2012年06月21日 
JST資料番号： G0353A  ISSN： 1345-9953  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,2011年にオリンパスで発生した会計不祥事を取りあげ,このような事件がどうして起きたのか,また,事件を抑制することはなぜできなかったのか,について検討した。ここでは,まず,オリンパスの事業概要を説明するとともに,同社のこれまでの歴史を簡単に振り返った。その上で,事件の真相について,「飛ばし」の背景と構造(損失分離スキームの全体像-資金の流れ),「含み損解消」の背景と構造(国内3社を活用した損失解消スキームの概要)などを明らかにした。さらに,オリンパスにおけるコーポレートガバナンスの構築状況とその実態をまとめるとともに,今回の事件をめぐりガバナンスが機能不全に陥った要因・メカニズムについて考察した。

シソーラス用語： *企業経営 ,  利益 ,  *内視鏡 ,  資産 ,  *経済運用 ,  *犯罪 ,  企業業績 ,  損失 ,  投資計画 ,  海外投資 ,  機能障害 ,  役員会 ,  企業会計 ,  経営戦略
準シソーラス用語： 売上高 ,  営業利益 ,  経済損失 ,  取締役会 ,  コーポレートガバナンス

分類 (1件)： 経営工学一般  (KA01010C)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビジネス ,  NO ,  会計 ,  ガバナンス ,  メカニズム