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J-GLOBAL ID:201202251710051437   整理番号:12A1175040

Cu-40%Zn合金粉体およびMg粒子の元素混合物を用いる高強度押出真鍮の作製および特性

Fabrication and properties of high-strength extruded brass using elemental mixture of Cu-40% Zn alloy powder and Mg particle
著者 (6件):
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巻: 135  号: 2-3  ページ: 554-562  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: E0934A  ISSN: 0254-0584  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文ではマグネシウム(Mg)元素を有する高強度真鍮(Cu-40%Zn)合金を粉体工学プロセスによって作製し,α-β二重相を有する押出真鍮合金のミクロ構造特性および機械特性に対する添加剤Mg元素の効果を検討した。スパークプラズマ焼結(SPS)装置を用いて0.5~1.5質量%の純Mg粉体を有する前混合Cu-40%Zn合金粉体(Cu-40%Zn+Mg)を固めた。SPS処理したCu-40%Zn+Mg試料は直径が10~30μmの平均粒子サイズを有するMg(Cu1-×Zn×)2金属間化合物(IMC)を含むα-β二重相からなっていた。IMCは973K,15分間の熱処理によって完全にα-β二重相で溶解し,従って微細なIMCをα-β二重相マトリックス上に分散させるためにSPS処理済Cu-40%Zn+Mg試料を固溶体化条件で予熱し,直ちに押出した。押出した試料は微細なα-β二重相を示し,直径が0.5~3.0μmの非常に微細な上記Mg(Cu1-×Zn×)2IMCの沈殿物を含んでいた。特に,押出したCu-40%Zn+1.0%Mg試料の平均粒子サイズは電子後方散乱回折を用いて分析して3.32μmであった。押出したCu-40%Zn+1.0%Mg試料の引張特性は降伏強度(YS):328MPa,極限引張強さ(UTS):553MPaおよび25%伸長度の平均値であった。これは,押出したCu-40%Zn+1.0%Mg試料が229MPaのYSおよび464MPaのUTSを有する従来の二元真鍮製合金と比較して顕著に高強度の特性を表すことを示していた。この鍛錬真鍮合金の高い強化機構は,主として各相の境界における微細なMg(Cu1-×Zn×)2沈殿物によるピン止め効果のための微粒化に起因していた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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固-固界面  ,  無機化合物一般及び元素 

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