抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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人間と動物は,試行錯誤(TE)動作とその成果を観察することにより,新しい問題に対して適切な解決を求める。一度個人が問題を解決するために知識(ルール)を獲得すると,知識ベース(KT)の動作がありふれた方法で適用される。解法はこのようにTEあるいはKB動作をベースとすることができる。行動レベルでこの学習プロセスを特徴づけるために,実験用のサル(ニホンザル)が行うための新しい認知タスクを開発した。このタスクでは,異なる色の6要素からなるアレイサーチを紹介した。そのうちの1つは行動的に関連あるターゲットである。ターゲットの色は,猿がターゲットの色を見つけるために,TEサーチ理論を使うように要求し,指示や信号を用いずに,予告なく変えた。猿はたまたま色が変わった後,関連の色を同定すれば,正確さは階段状に増加し,同時に,他の応答特性(反応時間,色選択の傾向)も不連続に変わった。行動性能の階段状に交互に起こることは,2つのフェーズにおいてTEとKBサーチ理論の間の被験者のスイッチングに起因すると考えられる。本研究はそこで,知識のアップデートのプロセス中,サーチ理論の間のスイッチングのタイミングと方法に対して行動証拠を与えた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.