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J-GLOBAL ID:201202252210418500   整理番号:12A1016709

Pinus densiflora(アカマツ)における花粉の供給と質が種子形成と成熟に及ぼす影響

Effects of pollen supply and quality on seed formation and maturation in Pinus densiflora
著者 (2件):
資料名:
巻: 125  号:ページ: 517-525  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: G0618A  ISSN: 0918-9440  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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球果当たりの種子生産性に変異をもたらす詳細メカニズムを理解するためには,2つの受粉モード要素(花粉供給と質)が,2つの種子生産プロセス(種子形成と成熟)に及ぼす影響を同時に検討することが重要である。19のPinus densiflora(アカマツ)ラミートの各々2つの垂直樹冠層(上部および下部)に対して,4種の人工受粉処理(自家受粉,他家受粉,無受粉および放任受粉)を行なった。各々の処理および層における種子形成を胚珠率(PForm)として,球果当たり充実種子を種子形成率(PFill)として測定し,受粉モードおよび資源利用性が種子生産性に及ぼす相対的影響を推定した。無受粉処理では,5ラミート全ての球果において種子は全く形成されなかった。一般化線形モデルから,PFormは自家受粉と他家受粉処理および上層と下層の両者の間に有意差がないことがわかった。自家受粉処理における平均PFill値は,両層における他家受粉処理より顕著に低かった。2層の平均PFillは,自家受粉処理では顕著な差はなかったが,放任受粉および他家受粉処理では差があった。これらの結果から,花粉供給は主として種子形成に影響を及ぼし,花粉の質は主として種子成熟に影響を及ぼすことが示された。花粉の質が一定の閾値より高い場合には,資源利用性も主として種子成熟に影響を及ぼすと考えた。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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発生,成長,分化 

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