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J-GLOBAL ID：201202253264519155   整理番号：12A0430380

酵素難消化性の新規澱粉調製品

New starch preparations resistant to enzymatic digestion

著者 (5件)： JOCHYM Kamila (Jan Dlugosz Univ. in Czestochowa, Czestochowa, POL) ,  JOCHYM Kamila (Technical Univ. Lodz, Lodz, POL) ,  KAPUSNIAK Janusz (Jan Dlugosz Univ. in Czestochowa, Czestochowa, POL) ,  BARCZYNSKA Renata (Jan Dlugosz Univ. in Czestochowa, Czestochowa, POL) ,  SLIZEWSKA Katarzyna (Technical Univ. Lodz, Lodz, POL)
資料名： Journal of the Science of Food and Agriculture  (Journal of the Science of Food and Agriculture)
巻： 92  号： 4  ページ： 886-891  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： C0351A  ISSN： 0022-5142  CODEN： JSFAAE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： デキストリンは,澱粉を加熱して,酸または酵素処理して得られる難消化性の水溶性食物繊維である。本研究は,新規な難消化性の澱粉を調製するため,ジャガイモ澱粉を加熱して,酸として塩酸とクエン酸又は酒石酸を用いて試験した。塩酸とクエン酸で処理した澱粉調製品の難消化性デキストリン画分は,AOAC法(酵素-HPLC法)とパンクレアチン-重量法の測定値とほほ同じ結果であった(約200gkg^-1)。一方,塩酸と酒石酸処理した澱粉調製品の難消化性デキストリン画分は,パンクレアチン-重量法ではAOAC法のほぼ4倍であった。酒石酸は高濃度になると,クエン酸より澱粉加水分解への影響が大きくなり,澱粉調製品は加工澱粉(RS4)に分類された。本品は,α-アミラーゼよりもパンクレアチンの作用を受けやすく,安全で新規な澱粉調製品として広く食品に利用できる。

シソーラス用語： *じゃがいも澱粉 ,  食品加工 ,  澱粉 ,  *食物繊維 ,  *デキストリン ,  熱分解 ,  塩酸 ,  酵素的分解 ,  食品分析 ,  食品特性 ,  α-アミラーゼ ,  パンクレアチン ,  分子量分布 ,  分布 ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  ポリカルボン酸
準シソーラス用語： 鎖長分布 ,  難消化性澱粉

分類 (1件)： 澱粉  (FJ05030W)

物質索引 (2件)： クエン酸 ,  酒石酸

タイトルに関連する用語 (3件)： 酵素 ,  難消化性 ,  澱粉