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J-GLOBAL ID:201202253486092060   整理番号:12A0437617

アナンダミドのアラキドン酸への血管代謝は管腔内圧の上昇に応じて筋収縮に影響を及ぼす

Vascular metabolism of anandamide to arachidonic acid affects myogenic constriction in response to intraluminal pressure elevation
著者 (7件):
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巻: 90  号: 11-12  ページ: 407-415  発行年: 2012年03月10日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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著者らはアナンダミド分解によって生成されるアラキドン酸は,アナンダミドの血管作用に寄与するという仮説を立てた。自発的な筋原性緊張を有する孤立,加圧したラット骨格筋動脈を,アナンダミド,アラキドン酸,カプサイシン(バニロイド受容体アゴニスト),WIN55-212-2(カンナビノイド受容体アゴニスト),URB-597(FAAH阻害剤),バイカレイン(リポキシゲナーゼ阻害剤),PPOH(チトクロームp450阻害剤),インドメタシン(シクロオキシゲナーゼ阻害薬)により処置した。様々な処置に応じて細動脈径の変化を測定した。アナンダミド代謝に及ぼす影響を評価するため,40分間ウォッシュアウト後アナンダミドを20分間適用した。このプロトコルを使用して,アナンダミド代謝が血管拡張にどのような影響を及ぼすかを明らかにするために,アナンダミドの他のより直接的な影響を排除した。低用量(1μM)のアナンダミドは筋原性緊張の消失を誘起したが,高用量(30μM)では筋原性応答を減衰するのみならず,急性の拡張を誘起した。これらの両作用はFAAH阻害薬URB-597によって阻害され,アラキドン酸によって模倣された。CB1およびCB2アゴニストR-WIN55-212-2およびバニロイド受容体アゴニストのカプサイシンは,筋原性反応に影響を及ぼさなかった。アナンダミドによる筋原性反応の阻害は,インドメタシンとPPOHにより遮断されたが,バイカレインまたは内皮細胞の除去では遮断されなかった。血管平滑筋細胞におけるFAAHの発現は免疫組織化学によって確認した。アナンダミドは,微小血管中のアラキドン酸経路を活性化し血管の自動調節(筋原性反応)と局所灌流に影響を及ぼす。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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循環系の基礎医学  ,  脂質の代謝と栄養  ,  運動器系の基礎医学 
物質索引 (6件):
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