文献
J-GLOBAL ID:201202253681718322   整理番号:12A0952470

夏作カバークロップの生育と多変量解析による特性分類の検討

Evaluation of Growth of Summer Cover Crops and Their Function for Agro-ecosystems based on Multivariate Analysis
著者 (3件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 55-65  発行年: 2012年06月20日 
JST資料番号: G0627B  ISSN: 0389-1763  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究は,9種類のカバークロップの生育,有機物供給量及び,養分吸収量,有機栽培との適応性を明らかにすることで多変量解析によるカバークロップの総合評価を行った。得られた結果は以下のとおりである。1)カバークロップの乾物重をみると,6月ではエンバク,シロガラシの生育量が大きく,エンバクが7.5t/ha,シロガラシが8.5t/haの乾物重を示し,その他のカバークロップと比べて有意差がみられた。また,7月以降ではソルガムの乾物重が著しく増加し,8月には,31.0t/haの乾物収量を得た。2)カバークロップの吸収養分特性をみると,多くのカバークロップで有機物生産量が増加するにしたがって養分吸収量も増加することが認められた。3)カバークロップ後作のブロッコリの地上部収量をみるとクロタラリアで33t/haの最も高い値を得たのに対し,ワイルドフラワーの混播ではクロタラリアの6分の1の収量にとどまった。4)カバークロップのもつ特性について,多変量解析のうちの主成分分析とクラスター分析を適用し客観的な評価を行った結果,カバークロップの特性は生育時期によって大きく異なり,バイオマス増加に伴う養分吸収とカバークロップのCN比の変化によって主成分分析の結果は変化し,農業者がカバークロップを導入する際の最適な作物の選択と栽培期間の決定するための基礎的なデータとなることが示唆された。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
作物栽培一般 
引用文献 (26件):
  • 中央農業総合研究センター(2010):カバークロップ導入支援データベース検索システム,http://ccropps.narc.affrc.go.jp/
  • 藤本高志,高木清隆,横井邦彦(1993):景観形成作物の居住者による経済評価:コンティンジェント評価法の適用,農村計画学会誌12(1);33-45.
  • Goss, M.J., Ogilivie, J.R., Stonehouse, D.P. (1998) Development a decision support system for manure management. the FAO Manure Systems Network Conference, Rennes, France. May, 1998. http : //www.ramiran.net/doc98/ FIN-ORAL/GOSS.pdf
  • 橋爪 健(2007):緑肥を使いこなす-上手な選び方・使い方,農文協,東京.pp 1-158.
  • 堀元栄枝・藤井義晴・荒木 肇(2008):ヘアリーベッチ導入水田における中苗移植された稲の生育と収量,農作業研究43(4);199-205.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る