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J-GLOBAL ID：201202255879843745   整理番号：12A1242677

鋼箱形断面圧縮部材の耐荷力に関する検討

著者 (9件)： 村越潤 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  遠山直樹 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  梁取直樹 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  梁取直樹 (本州四国連絡高速道路) ,  澤田守 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  有村健太郎 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  前田和裕 (土木研 構造物メンテナンス研究セ) ,  前田和裕 (オリエンタルコンサルタンツ) ,  小野潔 (土木研 構造物メンテナンス研究セ)
資料名： 土木研究所資料  (Technical Report of PWRI)
号： 4221  ページ： 167P  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： J0096A  ISSN： 0386-5878  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼橋の圧縮部材の耐荷力に関しては,海外の設計基準等では初期不整や断面形状等の条件に応じて区分された複数の耐荷力曲線が適用されている。一方,道路橋示方書II鋼橋編における基準耐荷力曲線は,設計の煩雑さの回避から各種条件下の耐荷力曲線に対する下限値(圧縮側の残留応力を0.4σ_y(σ_y:鋼材の降伏点),初期たわみをL/1000(L:部材長)と仮定したI形鋼の弱軸に関する耐荷力曲線)を基本に設定されたものであり,既往の研究成果や複数耐荷力曲線が採用されている海外基準を踏まえると,耐荷力に影響を与える断面形状や初期不整に応じて強度分類することにより,耐荷力曲線を合理的に設定できる余地がある。本資料では,設計の合理化の観点から,比較的多く採用されている溶接箱形断面部材を対象として,初期不整や断面形状等が耐荷力に与える影響を解析的に検討するとともに,既往の研究成果を参考に設計に適用する耐荷力曲線について検討した。(著者抄録)

シソーラス用語： 道路橋 ,  橋 ,  *箱形断面 ,  *圧縮部材 ,  *耐荷力 ,  設計基準 ,  仕様書 ,  初期不整 ,  残留応力 ,  降伏点 ,  I形鋼 ,  曲線 ,  部材 ,  溶接 ,  *アーチ橋 ,  鋼構造 ,  数値解析 ,  文献調査 ,  解析 ,  機械的性質 ,  座屈 ,  圧縮荷重 ,  鋼橋
準シソーラス用語： パラメータ解析 ,  応力歪関係 ,  *鋼アーチ橋 ,  耐荷力曲線 ,  弾塑性有限変位解析 ,  断面形状 ,  道路橋示方書 ,  溶接箱形断面部材 ,  連成座屈

分類 (2件)： 鋼橋  (RC06020J) ,  金属構造  (RA04050W)

引用文献 (20件)：

• 1) (社)日本道路協会:道路橋示方書・同解説II鋼橋編,2002.3.
• 2) 西村宣男,青木徹彦,西井学,福本曉士:鋼柱部材の基本強度の統一評価,土木学会論文集,第410号/1-12,pp.325-333,1989.10.
• 3) 織田博孝,長谷川雄一,宇佐美勉:初期不整の関数で表した連成座屈強度公式の実験データによる検証,土木学会論文集,No.543/1-36,pp.31-40,1996.7.
• 4) 福本曉士(研究代表者):鋼骨組構造物の極限強度の統一評価に関する総合的研究,平成元年度科学研究費補助金(総合研究A)研究成果報告書,1990.3.
• 5) 福本蟋士,伊藤義人:座屈実験データベースによる鋼柱の基準強度に関する実証的研究,土木学会論文報告集,第335号,1983.7.

タイトルに関連する用語 (4件)： 鋼 ,  箱形断面 ,  圧縮部材 ,  耐荷力