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J-GLOBAL ID:201202256080341107   整理番号:12A0158448

か焼したベーマイト表面へのリン酸イオンの吸着/脱着特性

Adsorption/Desorption Characteristics of Phosphate Ion onto Calcined Boehmite Surface
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 63-69 (J-STAGE)  発行年: 2005年 
JST資料番号: U0016A  ISSN: 1348-0391  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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ベーマイト(オキシ水酸化アルミニウム,BE)は選択的にリン酸イオンを吸着する。最近,我々は,200~1150°Cの範囲でBE表面をか焼することにより,リン酸イオンの回収効率と吸着/脱着機構を調べた。その結果,か焼温度400~700°CのBEによる吸着/脱着リン酸イオンの量は他のか焼温度のBEよりも高い値を示し,リン酸イオンの回収効率は90%以上であった。他方,か焼温度1100°C又はそれ以上のBEへ吸着/脱着されるリン酸イオンの量は,か焼する前の量よりも低い。リン酸イオンの吸着/脱着挙動の結果,及び,XRDとFTIR結果によると,か焼したBEを水中に懸濁した場合,水分子は解離し,ヒドロキシル基を表面に生成し,これらのヒドロキシル基がリン酸イオンとイオン交換し,かくて,吸着したリン酸イオンの量は最大になる。BEに吸着されたリン酸イオンは,か焼する前のBEと丁度同じように,水酸化ナトリウム溶液によって吸着される。BEのか焼により,高いリン酸イオン回収効率を持つ吸着剤が得られることが明らかになった。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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固-液界面  ,  イオンと分子の衝突・散乱  ,  塩基,金属酸化物 
引用文献 (11件):
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