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J-GLOBAL ID:201202256418236959   整理番号:12A1368141

泌乳牛における乳生産,ルーメン発酵および窒素平衡に及ぼす全混合飼料のトウモロコシを玄米粒で代替する影響

Effect of replacing corn with brown rice grain in a total mixed ration silage on milk production, ruminal fermentation and nitrogen balance in lactating dairy cows
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資料名:
巻: 83  号: 7/8  ページ: 585-593  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: W1430A  ISSN: 1344-3941  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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澱粉は高泌乳牛にとって大事なエネルギー源であり,日本では主にトウモロコシを与えている。トウモロコシの代わりに玄米粒をエネルギー源として,その影響を検討した。9頭の泌乳初期経産ホルスタインを供試し,3×3ラテン方格法でTMRの玄米代替が乳生産,ルーメン発酵および窒素平衡に及ぼす影響を調べた。給与するTMRは50.1%が粗飼料(イネとトウモロコシサイレージ),49.9%が濃厚飼料で,穀類と大豆粕を混合したものである。穀類は蒸煮圧片トウモロコシと蒸煮圧片玄米が各31.2%,または15.6%ずつ含まれるTMRとした。試験期間の15日で,9日間が適応期間,6日間がデータ採取期間とした。検討の結果,飼料の違いが乾物摂取量,泌乳量,乳脂肪,乳蛋白質,および乳糖収量に影響を及ぼさなかった。またルーメンpHと揮発性脂肪酸濃度にも影響は無かった。飼料によりN摂取,尿中Nや糞便中Nに変化は無かったが,尿中N排泄は玄米量により低下した。これにより,31.2%まで玄米で代替しても泌乳牛に悪影響を及ぼさないことが分かった。
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分類 (2件):
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牛  ,  濃厚飼料 

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