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J-GLOBAL ID：201202256709757409   整理番号：12A0962437

Saliency MapとLIC法を利用したアクセントのある鉛筆画生成法

著者 (3件)： 畠康高 (山梨大 大学院医学工学総合教育部) ,  豊浦正広 (山梨大 大学院医学工学総合研究部) ,  MAO Xiaoyang (山梨大 大学院医学工学総合研究部)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 A  (IEICE Transaction on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences (Japan Edition))
巻： J95-A  号： 7  ページ： 600-610  発行年： 2012年07月01日 
JST資料番号： S0621A  ISSN： 0913-5707  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 絵画には表現したいことに人々の注意を向けるための工夫がなされている。我々は中でも,鉛筆画の描画技法に注目した。鉛筆画の描画技法の一つに,画面全体を一様的に描かずに注目領域の強調とその周囲を省略するものがある。この技法により,描く対象にアクセントが付き,人の注目を集めることができる。我々は,アクセントのある鉛筆画の描画技術を手軽に使用できるようにし,人々が効果的にコミュニケーションできるための画像生成技術を提供したい。本提案では,入力された写真を自動でアクセントのある鉛筆画に変換する新しい方法を提案する。自動的に絵画の注目領域を決定するためには,誘目度を表すSaliency Mapを用いる。LIC法を用いた鉛筆画生成法に基づき,誘目度に合わせてアクセントを加えた鉛筆画を生成する。(著者抄録)

シソーラス用語： *画像合成 ,  *絵画 ,  地図 ,  特徴抽出 ,  *コンピュータグラフィックス ,  流れ場 ,  画像処理
準シソーラス用語： *鉛筆画 ,  特徴マップ ,  LIC法

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (21件)：

• 茅 暁陽, 長坂好恭, 由本茂文, 今宮淳美,“LIC法を利用した鉛筆画の自動生成法,”芸術科学学会論. 文誌, vol.1, no, 3, pp. 147-159, 2001.
• L. Itti, C. Koch, and E. Nielir,“A model of saliencybased visual attention for rapid scene analysis,” IEEE ’Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., vol.20, 110.11, pp. 1254-1259, 1998.
• A. L. グブティル, 鉛筆で描く, マール社, 1998.
• A.Hertzmann,“Painterly rendering with curved brush strokes of multiple sizes,” SIGGRAPH 98 Conference Proceedings, pp. 453 460, 1998.
• C. J. Curtis, S. F. Anderson, J. E. Seims, K. W. Fleischer, and D. H. Salesin,“Computer-generated watercolor,” SIGGRA 97 Conference Proceedings, pp. 421-430, 1997.

タイトルに関連する用語 (3件)： MAP ,  アクセント ,  鉛筆